アメリカで学ぶ日本人留学生の数はおよそ2万人。
そのうちの5割近くが四年制大学または二年制大学の大学で学んでいます。
およそ1万人ほどの学生を惹き付ける
アメリカ大学進学の魅力とは一体何なのでしょうか。
アメリカで学べること
「アメリカで学べないジャンルはない」
と言われるほど
アメリカではあらゆる学科が存在しています。
例えば私はファッションデザインを学びたいのですが、日本ではファッションデザインに特化した大学はほとんどありません。
それに対してアメリカでは世界3大美大に入るパーソンズ大学や、州立のFIT(ニューヨーク州立ファッション工科大学)など、
ファッションデザインを学ぶならここ!
というような大学が多くあります。
ファッションデザイン系の大学の他にも、ビジネス、国際関係学などが日本人留学生に人気だそうです。
実践的かつ実用的な学問
アメリカの学問は
プラグマティズム(実用主義、行為主義)の伝統を受け継いでいるため
実践的かつ実用的です。
通常の授業では座学のみならず、実例の研究と考察を盛んに行ったり
在学中にインターンシップで専攻に関連した仕事が単位として認められることも多いそうです。
入学選考の方法
アメリカの大学の出願には、
- 高校での成績(GPA)
- 志望動機を書いたエッセイ
- 推薦状
- TOEFLや適性試験のスコア
などを提出します。
大学側はこれらの書類から総合的な人物評価をするので、
入学試験の結果で判断する日本の大学とは大きく違うように感じます。
受験生の勉強への意欲や個性、能力が総合的に評価されるので、日々の学習の積み重ねが大切です。
様々な進学ルート
日本での最終学歴や個人の英語力等によって
アメリカ大学留学には様々な進学ルートが考えられます。
例えば
- 語学学校で進学に必要な英語力をつけてから大学に進学
- 最初は二年制大学に入り、卒業後3年生として四年制大学に編入
など、他にも様々な選択肢があります。
幅広い年齢層
アメリカの大学には、社会に出て数年間働いたあともう一度何かを学ぼうと大学に戻って来る人も少なくないそうです。
年齢は無関係。
全ては本人のやる気と努力次第と言えるでしょう。
盛んな編入制度
先程も触れましたが、アメリカでは編入や転校が一般的です。
費用面やよりレベルの高い大学を卒業するためを考えると編入や転校がかなり有利な場合があります。
日本では編入があまり盛んではありませんが、
アメリカの二年制大学の中には、多くの生徒が四年制大学への編入を目指す大学もあるそうです。
広大な土地と寛容な考え方
アメリカは50の州を持ち、西と東でも3時間の時差がある国です。
そこには3億人以上の様々な人種の方々が生活しています。
短期留学を何度も経験した私の先輩も
アメリカは様々なマイノリティに対して寛容なので、広い視野を持つようになった
と仰っていました。
まとめ
私の場合、そもそもアメリカの素敵な文化に興味があったのが留学を希望したきっかけですが
アメリカの大学のことを知れば知るほど魅力を感じます。
多様なジャンルの学科、実践的な教育、書類による入学選考、編入や転校など進路の選択肢の多さ、幅広い年齢層
日本にはない、アメリカという広大な国でしか経験できないことが沢山あるはずです。